【牌譜検討】オーラスで放銃は罪?南2・3局メインで深掘りしてみた
こんにちは!日本プロ麻雀協会所属の さつきまりこ です。
今日のテーマは… 「南場での押し引き判断、そしてオーラスの放銃回避について!」
今回は、YouTubeメンバーシップで活動している「さつき病」内の牌譜検討で取り上げた実例を、特別にご紹介します!
※ご本人にも許可をいただいています。「ぜひ他の人の学びにもなれば」と快諾していただきました。ありがとうございます!
◆ 南2局・南3局の押し引き判断から
● 南1局1本場:この局が東1だったらどう打つ?

- 8巡目:南を残すか → ドラ2pを引いても1pが3枚切れで価値が薄い → 6m切りでOK
- 10巡目:3mを押す? → 押してOK
- 11巡目:4m引いたら? → 親番なら押し!
- 17〜18巡目:8s→7sの反省 → 細かい確認も大事
● 南1局0本場:上がり優先の先切り判断
7巡目、2sが受け入れ広いと分かっていたが、上がり率重視で4m先切り
● 南4局1本場:1p切りの工夫
17巡目に1pを切って鳴かれにくくしたのは良判断。ただ「親と点差が縮まらない=OK」という発想は要注意。
◆ ぴよりすぎ注意報発令
● 南3局2本場:序盤の選択

4巡目の1s切りがベター。おた風ポンや1枚切れ字牌への過剰反応は反省点。
ただ、後半はしっかり切り返し、4sを押さなかった判断は◎
● 南4局:何も起きてないのに…?

「誰も動いてないのに急に降りる」は反省点。自分のペースで進めるのが吉。
◆ 南3局とオーラス、選択の重み
● 南3局0本場:白ポンしなかった!

鳴けなかった理由が不明 → 「自分がどうなれば嬉しいか」を考える習慣を。
● 南3局1本場:西のポンはどうする?
放銃が重い場面 → 鳴かない選択も正解。「2着順ダウンの危険」があるなら回避!
● オーラス:今どういう状況でどうなると嬉しい?

3900放銃できない状況だと分かっているののはとても良かった!7pを仕方なく鳴いたかもしれないから、3sも切っちゃダメ。
◆ 総評とこれからの課題
⚠️ Aさんの疑問とともに復習!
・南1:守備に寄りすぎない → 巻き返しは効く!
・南2以降:点棒状況が大事 → 放銃の罪?アガリの価値?
・西ポンの再整理 → 放銃リスク>アガリ期待なら見送る!
◆ 最後に
この記事は、メンバーシップ内のやりとりを元に、当日の検討をまとめたものです。
説明がうまくいかなかったところも含め、「今どんな状況で、何が嬉しいか?」を考えたりいろんな経験を積むことが大切だな。と思っています。
今後も実戦的な検討を共有していきます!